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誰かお願いつかまえて

第6章 ペットでもいいから



1人取り残された俺は、どうすればいいのか分からなかった。



1番泣かせたくない相手を泣かせた。



アイツに言われた言葉が刺さったまま抜けそうにない。




本当は俺がお前に触れたかっただけなのに





誰にも触れさせたくなかっただけなのに







ペットでもいいから一緒にいたかったのに






なんでこうも傷つける?







…俺は何がしたい?






「アイツの、1番になれれば、それだけでいいのに……」




今更気づいた、自分の気持ち。













「――ずっと、好きだったのに…」



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