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誰かお願いつかまえて

第8章 持つべきものは………



「さっきから手を出すって言うけどな、俺がしたのはキスまでだぞー」


キスでも十分罪だって!!!


「なにふてくされてるんですか!しかもあのとき俺がいるの気づいててやったじゃないですか!





……ちなみにどっちですか?」



「………浅い方?あっ、いや、でも、うん…浅い方だから大丈夫だ」




「っ〜〜/////

浅い方でもダメです!!」


「なっ!お前が聞いてきたんだろ!?

……なに赤くなってんだよ、お前」


赤くなんてなってない!!……はず。


「酒強いお前が酔ったなんて言わせないからなー

…お前、もしかしてキスの話だけで照れてんのか?」


「違います!!」


幸村に決して見せない意地の悪い笑顔の岡崎さんに即座に言い返した。



誓って言うが、俺は別に今まで女がいたことがなかったわけではない!

アイツと会うまでは適当に遊んでた方だと思う……




だけど、そんな相手と幸村は違うんだ。

岡崎さんの話から俺がアイツとキスする妄想を膨らませたら………



マジで、やばいんだって…//////






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