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誰かお願いつかまえて

第9章 女たちの戦い




私が岡崎さんや川端と仕事をするのがそんなにだめかな?


私じゃ実力が足りないってことかな………





『……はぁ』


パチン!


どんどんネガティブ思考になる自分の頬を両手で叩くと隣の川端が驚いたような顔をした。


「どうした?」


『ううん、なんでもない』


そう言うとそれ以上聞いてくることはなかった。


(弱気になっちゃダメ!もっと集中しなきゃ……)



そしてイタズラされているかもしれない書類を見直す。



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