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「幸村さんは私の憧れなんです。

気さくで面白いし、仕事もできてかっこいいし、周りのこともよく見ていて気が利くし…

…お客様や他の社員の人から嫌味言われても強くいつも通りに振る舞っているし」


(んん？？)

予想外に褒められてる、のかな？


「私もそんなふうになりたいのに全然ダメで…

私も資料運びとか手伝っても遅いし少しずつしか運べないし…」


いやいや、南ちゃんに大荷物を持ち上げて颯爽と歩かれてもびっくりしちゃうし！


「入社してすぐ幸村さんたちの補助につかせてもらって、力になれてるか分かりませんが
頼ってもらえることが嬉しくて…



岡崎さんや川端さんと話す時は大丈夫なんですけど
その…幸村さんだと………」


『？』


「き、緊張してしまって…！

入社以来ずっと近くで仕事できてることにもですけど、
こうやってたまに２人きりでお食事に行けることに感激してしまって………」



……えっと、これはどういうこと？