テキストサイズ

先生…お願い。早く治して・・・

第81章 退院・学校…そして、、、



あれから数日、
念願の退院の日が訪れた!!


大好きな先生の顔を毎日見れないのは寂しいけど、朝晩の先生の診察が無くなるのは嬉しい!



どんなに好きな人でも

苦手なお医者さんである事には変わりがない



石川「綾、診察に来るのは金曜日だけど、その日以外で痛くなったりする様な事は必ず出てくる。だから、その時は絶対連絡する事!!いいね?」


真っ直ぐな目で見つめられ


綾『うん。分かった』

と素直に頷いた




石川「もし我慢したり、痛いの嘘ついて来なかったりしたら…分かってるよね?お仕置きと即入院だからね!」




綾『……。。。。。』


怖すぎて顔が引き攣る





石川「別に約束破らないで、素直に来れば良いだけの事だろ?」



そう言って笑う先生の微笑みは、悪魔にしか見えない…




綾「そ、そうですね…。。」

再び顔が引き攣る…



確かに……。。確かにそうなんだけど…。。


それが一番難しいんだよ…。。。






ストーリーメニュー

TOPTOPへ