
先生…お願い。早く治して・・・
第81章 退院・学校…そして、、、
中川「どこか痛むところは?…ない?」
先生は体温計をデスクに戻しに行きながら綾に質問を投げかける。
綾『どこも痛くないからっ!だからもう返して!』
「んぅ。」
私のツンツンした返事に中川先生は優しく微笑み
ベットに座る私の前に近づき、私の視線に目を合わせる
「石川先生に、綾ちゃんがここに来たら必ずお腹だけは確認してくれって言われてるから、先生にお腹少し触らせてくれるかな?」
綾『…。。。』
中川「問題なければ教室、帰っていいよ!だから…ね?」
綾『んぅ。』
渋々頷く…
中川「ありがと。ごめん、じゃあ、ちょっと触るよ」
先生は制服のままベットに座る綾の横にしゃがむと、腰とお腹に手を当て、優しい手つきで下腹部を押す
『んんっ…』
既に痛みが出ているお腹は、我慢しようにも先生の少しの力にもビクンと痛みに反応する
中川「んぅ。…少しベットで横になって休むと良い…。」
先生は痛みの事には何も触れて来ない
