テキストサイズ

先生…お願い。早く治して・・・

第81章 退院・学校…そして、、、



あっという間に病院に到着した。

新美外科の中に入ると、まるでホテルのフロントの様な大きなカウンターがある。




中に入るなり、アテンドスタッフがやって来た


「ご案内致します。体調は大丈夫ですか?」




宮田「ありがとうございます。今は大丈夫な様です。」



「先生にお声がけして参りますので、お部屋でお休みになってお待ち下さい。」



部屋の前まで着くと

宮田「ありがとうございます。後は大丈夫です。」


宮田はアテンドスタッフに頭を下げた





見慣れたいつもの部屋…
また戻って来てしまった



先生の事は大好きだけど、これからの事を想像すると心が不安と恐怖で震える




宮田「お嬢様、お着替えのお洋服です。」



綾『…んぅ〜。。』




ため息しか出ない。。





宮田「 お嬢様、石川先生はただいまオペ中で、遅く迄かかるそうなので、司馬先生がご予約の方の診察が終わり次第、検査を行うそうです。」




綾『え??やだ!石川先生、終わるの待ってる!」


慌てて反論する綾に


宮田「お嬢様!!言う事聞いてください。」




綾『…。。。』


ただでさえ怖いのに、、よりによって司馬先生とは…





ストーリーメニュー

TOPTOPへ