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先生…お願い。早く治して・・・

第83章 超ドSな司馬先生と甘々な高梨先生の治療編



司馬先生は、手際良く綾の蜜部から溢れ出た物質を吸い取り洗浄した。そして優しく蜜部を拭き取ると、左右に押し開いた膝を元に戻し閉じ、「よく頑張った…」と言わんばかりに膝をポンポンと叩いた。



高梨「よく頑張ったね、綾。。」


泣いている綾を覗き込み励ます。



高梨「司馬先生、終わり?」



司馬「…いや……、胸の方はまだやってない…」



こんな精神的に名一杯の綾に、まだあるのか…



高梨「……。。そっちの数値は?」




司馬「…いや…、溜まってはない。ただリンパの炎症が強いから、抗生物質を打てば終わりだ」




高梨「…良かった。」

高梨はほっと胸を撫で下ろした




司馬「…最後、注射1本打ったら終わりだ。」




綾『やだぁ〜、もうやだぁ〜!!もうやりたくない!!!もうやんない!もう帰る〜!!!!」



どうにか高梨の腕の中から逃れようと、泣きながらもがく




高梨「綾?!!すぐ終わるから…これで終わりだから、最後だから、もうちょっとだけ頑張ろっ?…な?」




綾はただ泣きながら大きく首を横に振った







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