
先生…お願い。早く治して・・・
第93章 溺愛な石川先生と伸先生の治療②
綾『…んっ…っ…っく…」
伸先生に対する恐怖心は一晩経った今も拭えない…
伸先生は真剣な表情で胸を見ると
伸「ごめんね、ちょっと触るよ…」
優しく胸に手を当てる
いつもの伸先生の診察だ…
伸「脇の方も少し触るよ…。」
緊張で力が入る…
案の定、炎症の一番強かった脇や腕部分はほんの少し触れられただけで、電気が走り抜ける様な痛みで身体がビクッと跳ねる
綾『…いやッ!!いたい〜っ…んんっ…いやっ…んっ…」
伸「ごめんごめん、痛かったね。やっぱりこっちは炎症強いからもう少し掛かるかな…。」
綾『注射もうやだぁ〜!!やんない〜っ!!んえっ…ック…んっんっ…』
伸「大丈夫、今は何もしないよ!!昨日打った薬も今に効いてくるから、もう少し様子みよう。」
石川「綾、今は何も痛い事しないから、安心してゆっくり休みなさい。良いね?」
綾は小さく頷いた
石川「よしっ!じゃぁ俺もそろそろ行くかな!綾ちょっと身体起こすよ?」
そう言って綾の身体を少しお越し、その隙に石川はベットから降り、再度綾をベットへ寝かせた
石川「綾…、先生仕事に戻るよ。また来れなくなってしまうかもしれない。出来るだけ来るようにはするけど、ごめん。また不安にさせちゃうな。」
綾は大きく首を横に振った
綾「大丈夫。もう不安になんてならないから、無理して来ないで!もう私の為に睡眠削ったりしないで!お願い!」
石川「分かった、ありがと。。」
