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伸「伊藤ちゃん、保冷剤用意してある？」



先生は綾の患部を揉みほぐしながら、看護師に尋ねる


綾『もうやだぁ〜…んっ…んえっ…せんせっ…やだぁ〜っく…いたいぃ〜っ…もうっ…やめて…おねがい〜っ、もういやぁ〜…んえっっ、んえっ…んぅ…ｯｸ…』




伊藤「あ、はい。あります。」


見ているだけで可哀想だ。
伸先生、かっこいいし優しいんだけどなぁ〜
容赦がない…




綾『お願いやめてっ！！っ…もうやだぁ〜っ…んっ…んえっ…痛い〜っ…痛いよ〜っ…んぅ…ｯｸ…んえっ…ｯｸ…お願いっ…ｯｸ…もうやだぁ〜』




伸「よし、良いかな…。。綾ちゃん、頑張ったね。
伊藤ちゃん、保冷剤くれる〜？」



伊藤「はい。」



伸に手渡した



伸「ちょっと冷やそうな…。頑張ったね。兄貴押さえてあげて！」



伸は綾の腕と脇の間に保冷剤を当てると、腕で保冷剤を挟む様に押さえていた腕を下ろさせた




石川「あぁ〜、分かった。」


伸に変わり、石川は綾の二の腕を摩りながら、保冷剤がずれない様に優しく押さえ込んだ


石川「綾、よく頑張った頑張った！！痛かったな…。。もう終わりだからな…」


先生は良く頑張った！と、とても優しい顔で綾を見つめた




綾『んえッ…ｯｸ…もうっ…やだぁ〜…っ、伸、先生…っの、嘘つきっ！！大嫌いっ！っく、うえっ…っ…もっ…伸せんせいっ…の、ちりょうっ…やだ…もう絶対…にっ…やらないーーー！！んえっ…んえっ…』



石川「よしよし…伸先生の治療痛かったな。。綾いっぱい頑張ったから、良くなるぞ…」



綾の腕を優しく摩りながら、もう一方の手で頭を撫でる




伸「伊藤ちゃん、抗生剤と睡眠導入剤、追加してくれる？」




伊藤「はい。分かりました。」