
先生…お願い。早く治して・・・
第19章 初めての治療(後編)
初めての絶頂に疲れ果てて、ベットに横たわる綾を見つめる。このまま止めるか、それとも…、、
しかし石川は直ぐに決断する。
「綾ちゃん、もう少し悪いの取らないとダメなんだ。折角ここまで頑張ったんだから、もうちょっとだけ頑張ろう」
この言葉にすかさず割って入ってきたのは宮田だった。
“ 先生っ、流石にそれは無理です。お嬢様は初めてなんですよ”
宮田のその言葉に石川の顔が険しくなる
「 宮田…、お前は今どっちの立場で話してるんだ?医者としてか?それとも執事としてか?」
“ ………。”
「 お前は今日、医師として立ち会わせて欲しいと言ったんじゃないのか?」
“……。”
「 医者としてそう思ってるのなら、医者失格だな。彼女がどんなに嫌で、辛いかは一目瞭然だ。明日になって、思った程取れなかったから、今日もまた頑張って取ろうって、お前言えるのか?」
“ そ、それは……。”
石川は先ほどとは違い優しい口調で、宮田に言う。
「だろっ。折角ここまで頑張ったんだ。一回イッてしまえばあとは直ぐにイケる。今日頑張ればきっと、しばらく大丈夫だ。」
石川の言葉に宮田も納得した…。
ついついお嬢様のの事となると、医者としての理性に欠けてしまっていた。
