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先生…お願い。早く治して・・・

第20章 可愛い妹よ…俺たちがいる

高梨:「院長だって、こんな可愛い妹、自分以外の奴に辛い治療させたくないって思うでしょ」

石川:「そりゃ…。」

高梨:「じゃ、決まり。今日から綾は僕たちの妹。宮田君もいいね!」

宮田:「いや、私はあくまで、進堂家に仕える身。私はお嬢様の執事です。ですから…やるなら先生方でお願いします」

高梨:「そーお?宮田君は相変わらず真面目だね。」

石川:「おいっ!」

高梨:「院長、院長も今日から自分の妹だと思って、“綾ちゃん”なんて他人行儀じゃなくちゃんと“綾”って呼んで下さいね」

石川:「…んっ…ん〜。」

高梨:「綾もいいね!」

綾 :「えっ?」

高梨:「僕たちには敬語禁止。それと、悩んでる事があれば、ちゃんと言うこと。」

綾 :「…は、はぃ。」

高梨:「ほら〜もう〜また〜」

綾 :「あっ、……ぅん。。」

高梨:「よしっ!それと、最後に一番大切なこと…。」



高梨は急に真剣な眼差しを綾に向けた


高梨:「お兄ちゃん達は可愛い妹に早く元気になってもらいたい。石川先生も僕も宮田君もみんなそう思ってる。でもその為にはお兄ちゃん達は可愛い妹に辛い事も嫌な事もすると思う。治療は辛いと思う。だから、いっぱい僕たちに愚痴って泣いて、怒っていいから、頑張れ。」



涙の上がった綾の目にまた涙が溜まる…


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