先生…お願い。早く治して・・・
第23章 治療は嫌っ〜(石川先生&高梨先生 前編)
石川は抱きかかえた綾を診察台に寝かせようとするが、綾は必死に石川にしがみつき、離れようとはしない…
「綾…、大丈夫だから…離して…?」
『 ヤダっ!絶対やだぁ〜』
石川は小さく溜息を一つ吐き、しがみつく綾をもう一度抱きかかえると自ら診察台に腰掛け、膝の上に綾を座らせた。
綾は石川の膝の上に座り、胸に顔を埋めたまま、泣きじゃくる
『う"っ…ぅぇっ…やだぁ…やだぁーーー』
「ん〜ぅ〜。。」
まいったな…。。
石川はそんな綾の頭を優しく撫でながら、もう一方の手で胸ポケットに入れていた携帯を取り出すと何処かへ電話を鳴らした
「高!悪い、今ちょっと来れるか?」
「あ、、はい…。その泣き声…、もしかして綾?ですか?」
「あぁ、そうだ…。」
「…分かりました、直ぐに行きます」
そう言って電話を切った
「綾…、大丈夫だから…離して…?」
『 ヤダっ!絶対やだぁ〜』
石川は小さく溜息を一つ吐き、しがみつく綾をもう一度抱きかかえると自ら診察台に腰掛け、膝の上に綾を座らせた。
綾は石川の膝の上に座り、胸に顔を埋めたまま、泣きじゃくる
『う"っ…ぅぇっ…やだぁ…やだぁーーー』
「ん〜ぅ〜。。」
まいったな…。。
石川はそんな綾の頭を優しく撫でながら、もう一方の手で胸ポケットに入れていた携帯を取り出すと何処かへ電話を鳴らした
「高!悪い、今ちょっと来れるか?」
「あ、、はい…。その泣き声…、もしかして綾?ですか?」
「あぁ、そうだ…。」
「…分かりました、直ぐに行きます」
そう言って電話を切った