先生…お願い。早く治して・・・
第23章 治療は嫌っ〜(石川先生&高梨先生 前編)
高梨は産科のプロフェッショナルとしてその名が高い、
高梨はパチパチッと手際よく手袋をはめると、
膣鏡にジェルを塗る
高梨 :「綾〜、大丈夫!何も怖くないよ。痛くないからね。」
高梨は涙でグチャグチャの綾に優しく語りかける。
綾 :『…ぅぇっ…く…やだぁ〜』
石川 :「大丈夫、大丈夫…、高梨先生、痛くないようにしてくれるから。なっ。。大丈夫だから。」
先生は宥める様に、綾の頭に手をおくとポンポンと優しく撫でる
高梨 :「 綾、大丈夫、ゆっくりでいいから深呼吸してごらん」
そう言われても、溢れる涙で上手く呼吸が出来ない
高梨「はい、吸って〜、、ふぅ〜吐いて〜」
綾:『 …グズん…すぅ〜……っひっく……はっ…っはぁ〜…』
高梨:「上手だ!上手だ!そのままもう一回ゆっくり深呼吸続けてごらん。もう終わるからな〜。」
高梨は綾の乱れた呼吸に合わせ、スーーっと膣鏡を奥まで沈めた。
高梨「よしっ。」
綾:『…んっ…ッ』