
先生…お願い。早く治して・・・
第27章 いじめ…そして運命を変える決断
私は教室のドアを開け、自分の席へと座った。
「綾ちゃん、おはよう。」
優しい声で私に話しかけてきたのは、北野 みずほちゃん、そう、唯一の友達と言って良い。
進学高のこの学校では、勉強に専念する為、友達を作る事さえしない人が多い。せいぜい“おはよう”とか、クラスメートとして挨拶する位だ。
ただ一つ忘れてはいけないのは、この学校は金持ちが多い学校…。それが一番ネックだ。
このクラスの4/1は、世間一般で金持ちと言われる生徒。
政治家の娘や息子
会社社長の娘や息子
医者の娘や息子
大物顏でクラスを仕切っている生徒もいる。
