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先生…お願い。早く治して・・・

第7章 手術…そして、目覚め

意識を失ったまま、私はストレッチャーに乗せられ、中に運ばれた。

医師は、中にいた看護師に

“ 直ぐにオペの準備だ!! 麻酔科医を!!"

と指示をした。


私はそのまま手術室に入り、麻酔科医の手によって更に深い眠りについた…。



「先生……。」



“ 宮田はここで待っててくれ。大丈夫だよ、後は私達にお任せて。綾ちゃんに何かあったら、私、進堂先輩に殺されるよ”

と微笑み、宮田を安心させた。



「先生、お嬢様を宜しくお願いします」

と、宮田は深々と頭を下げた。





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