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先生…お願い。早く治して・・・

第29章 最悪な健康診断

私はカーテンで仕切られた簡易の診察室の前で椅子に座り、順番に名前を呼ばれるのを待っていた



「ねぇ、綾ちゃん。緊張するね。もう少しで私達の番だよ」


小声でみずほちゃんが話しかけてきた。



『う、うん。本当…逃げたい。』

生きた心地がしない



こうなったらとりあえず、判断の難しいAとBだけは避けたい…。。


私の前の人がBに呼ばれ入った…

ということは、わたしはC!!

やった!

司馬先生…
色んな意味で怖いけど、今は石川先生より全然良い。



順番的に、私→みずほちゃん→優奈の順番で呼ばれる。


はずだったのに…



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