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先生…お願い。早く治して・・・

第29章 最悪な健康診断



カーテンの向こう側には、今診察を受けている生徒達の笑い声や、先生の優しそうな声と、笑い声も聞こえ、なんとも和やかな雰囲気に包まれていた。


こんな私にも先生は優しく声を掛け、診察してくれるのだろうか…

それともやっぱり、怒られるのだろうか…




こんなに待つという時間は長いのか…


そう思っていると、Cのカーテンから生徒が出てきた

とうとう次は私の番だ。

そう思っていたのに、名前を呼ばれる様子がない



早く呼んでよ…心の中で叫んだ


そうこうしているうちに、AとBの診察室からも生徒が出てきてしまった。




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