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先生…お願い。早く治して・・・

第7章 手術…そして、目覚め

私は眠ったまま、ICUへと移された。

手術を終えた石川もまた青の手術着を着たままICUへと向った。

左腕には包帯が巻かれ、右腕には点滴が繋がれていた。



「綾ちゃん…、綾ちゃん、分かるかい?」


石川はまだ目覚めぬ綾の頰を優しく叩き、話しかける。



遠くで私を呼ぶ声が聞こえた気がした



「綾ちゃん…、分かるかい?」


" …っん……。眠いよ…誰〜っ?"そう思いながら、重たい瞼をゆっくりと開いた。。


「綾ちゃん、分かるかい?」


そこには、優しく私の名前を呼ぶ、青い服を着た男の人がいた。


"………誰だっけ…………。

何故、私の名前を呼んでいるの? "


そう思った。

「良く頑張ったね。手術は終わったからね。」



"…そうだ…私…、怪我したんだ… "


「痛くないかい?」

『………ぅん…。』と小さく頷いた。


石川もにっこりと微笑み、"うん、なら良かった"と、目で合図した。

「まだ眠いだろ。安心してゆっくり休むといい」

そう言われてまた、私は眠りについた。


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