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先生…お願い。早く治して・・・

第36章 石川先生の優しくも意地悪な治療(後編)




石川「じゃぁ…止める?」

先生は少し突き放すように言い放った




綾『……。。。』


綾は何も言い返せず、目を潤ませ先生を見つめる



石川「なに?そんな悲しそうな顔して…。そんなに嫌だったの?先生、綾が本気で嫌がる事しないって約束したもんな。それじゃぁ〜このまま止めようか?」


どうする?と問いかけるように、涙ぐむ綾を見つめる




そうじゃない……




綾は目に涙をいっぱい溜めて首を横に振った……




石川「ん?違うの?じゃぁ、どうして欲しいの?言ってごらん…?」



綾『………っ…んぇッ…っ…』




石川「ん?何? ただ泣いてたって分かんないよ…」



泣く綾の頭を優しく撫でる



綾『………っ…んッ…っ…ッ』




石川「ん?どうして欲しい?」





綾『…………ち……ぅ……し…て…』



絞り出す様に、小声でつぶやいた



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