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先生…お願い。早く治して・・・

第39章 無理な治療の代償は大きかった…




綾は目を潤ませ、嫌だと懇願した…。




そんな綾の態度に石川先生は、あろうことか、新田先生が側にいるというのに……



石川「綾…お前…、“ 苦しくなってもいい…後悔しないから、もっとイかせて欲しい ” って懇願してきたんだろ…だったら、点滴位我慢しろっ」


石川は耳元で不敵な笑みを浮かべ囁いた…



綾『……なっ…?!!』

熱で赤らんだ顔が更に赤くなるのが分かった。


私は新田先生に聞かれたのではないか、きっと怪しまれているに違いない…そう思った。


恐る恐る新田先生の顔を見たが、新田先生は聞こえなかったのか、特に怪しんでいる様子もなくホッとした…




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