
先生…お願い。早く治して・・・
第39章 無理な治療の代償は大きかった…
石川「綾、熱も計ろうな…」
石川は体温計を綾の脇に挟んだ。
少し触れただけで、体温が上がっているのは計らずとも分かるほどだった…
綾は熱のせいか、俺の診察も拒むことなく素直に受け入れた…
少しすると“ピピピピッ”と体温計が鳴った
石川は体温計を抜き取った
つい先生を目で追ってしまう
そんな先生の顔が一瞬、更に険しい顔を見せた。
私そんなに高いのかな…
石川は綾の顔を覗き込むと、
石川「綾、ちょっとだけ待ってて、2、3分ですぐ戻るから」
そう言うと先生はカーテンを開け何処かへ行ってしまった
ほんの少しの時間でも、こんなに苦しいと不安になる…
先生……
