
先生…お願い。早く治して・・・
第39章 無理な治療の代償は大きかった…
石川は、腕の中で嗚咽を上げる綾を抱き抱え、新田と共にICUへと連れて行った。
ICUのベットに寝かされた綾だったが、熱と苦しさ…そして、この部屋で何をされるんだろう…怖くて怖くて一度流れ出した涙は止まらなかった
石川「綾〜そんなに泣かないの。呼吸もっと苦しくなるよ」
綾『ち、治療ヤダぁ〜っく…ゲホンゲホンッ…んぇッ…』
石川「大丈夫、何もしないよ。」
綾『うそだもんッ…っくっ…んぇ…ん』
石川「本当だ!こうやっていっぱい泣いたら、お部屋のみんなに迷惑かかるだろ?だから移動してきただけだよ!」
石川はベットの脇の椅子に座り、綾の頭を撫で続けた
薬を更に追加されても、咳と息苦しさは中々良くならず、少し寝ては起き…を繰り返した。
