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先生…お願い。早く治して・・・

第41章 石川先生じゃないの?進美外科4人目の先生…




先生は一つ大きく息を吐くと



相良 :「そりゃ、やだよなぁ〜…。」



綾 :『 …ぅうっ…っく…石川先生終わるまで待ってる』




森下 :「綾、石川先生に怒られてもいいの。石川先生、本気で怒ったら怖いよ。知ってるでしょ?またあんなに怒られたいの?」




綾『だってぇ…ッ…っんっ…』




森下「相良先生、優しいから大丈夫だよ!少し頑張ろうよ。」




綾 :『…カズのばかぁ〜、どっちもやだぁ〜』




森下が綾に更に言いかけようとしたのを相良が割って入った。



相良 :「森下君…。大丈夫だから…ねっ」


相良 : 「綾ちゃん、よく聞いて。石川先生も本当は自分で君の事治療したいんだよ…。でもね、どうしても今日と明日はその時間が取れないんだ。石川先生ね…、これ以上君に痛い思いをさせたくないんだよ…。だから少しでも高かったら下げて欲しいってお願いしてきたんだ」



綾はしゃくりあげ、泣きながら相良先生の声に耳を傾けた…。



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