
先生…お願い。早く治して・・・
第45章 脱走…そして危険な罠
宮田 :「しかし社長、私がお嬢様に贈ったGPS付きの携帯ストラップ…、襲われた時に携帯を落として行かれたので、何処にいるのか、正直見当がつきません。…一体誰が…。。」
進堂 :「 誰かは分からんが、居場所なら大丈夫だ。この間、綾の誕生日プレゼントに贈ったブレスレット。あれはあの子の身の安全の為に作らせた特注品だ。位置情報はそれで分かる。情報は全てお前に送る。任せたぞ、宮田!」
宮田 : 「分かりました。」
進堂 :「それと、宮田、綾の身体は大丈夫なのか?」
宮田 :「…本当なら今日、これから治療予定でした…。。しかし、その治療が嫌でお嬢様は病院を抜け出し、、そのタイミングで何者かに…」
進堂 :「そうか。。。直ぐにでも救出出来ればいいが、長引いたら困るな…。ただ、綾がたまたま逃げたタイミングで拐われたのなら、計画的ではなさそうだな。宮田、玄君にも連絡しておけよ!」
宮田「そうですね。分かりました。何か分かり次第連絡します。」
