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先生…お願い。早く治して・・・

第45章 脱走…そして危険な罠

宮田 :「はい…とは言え、居場所が分かっただけです」

宮田の表情は厳しいままだった


石川 :「これからどうするんだ?」



宮田 :「…。まだ相手が誰だか分かっていない以上、迂闊に手は出せません。まずは犯人を探る所からです」






その頃…




『ん……っ…』

頭が重い…


薬を嗅がされ眠らされていた綾は、目を覚ました…


私……あの時…


重い瞼をゆっくりと開いた


目に入ってきたのは、白い天井…直ぐに周りを見回したが、この部屋には自分以外誰もいなかった。

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