
先生…お願い。早く治して・・・
第46章 歪んだ愛……先生助けて(前編)
森下はベットに繋がれた私のそばに近寄ると、
「大丈夫、心配いらないよ。ちゃんと診てあげるから」
ニコっと微笑むその顔がこわい…
『ねっ、止めて。カズ…』
「痛いんでしょ。もう我慢出来ない位に。まずは服を脱がなきゃね。これじゃ診察出来ないからね。」
綾が抵抗出来ないのを良いことに、着ていたパジャマのボタンに手が伸びた
『止めて、お願いっ。』
しかし、そんな言葉が通るわけも無く、森下の手は着々とボタンを外し、最後の一個もすんなりと外されてしまった。入院中はブラも外していた為、パジャマの下は何も着ていなかった
「そんな顔しないで〜、僕はただ痛がってる君を診察してあげるだけだよ。まずは胸から診察だよ」
