
先生…お願い。早く治して・・・
第2章 運命を変えた朝
綾『大丈夫。』
宮田「本当に大丈夫ですか?」
心配気な表情でもう一度尋ねる
綾 『…ん〜 …ちょっとだけ喉 … 痛い…。』
ゲホッ、ゲホッ…
宮田「お嬢様、ちょっと失礼します」
そう言うと、宮田は綾の首元に手を当てた。
綾『///…。』
宮田…近いよ…
宮田「ん〜。。やはり、扁桃腺が少し腫れていますね。呼吸は?苦しくありませんか?」
綾『少しだけ…。』
そんな綾を、
宮田はいつもは見せない愛しそうな優しい目で、綾を見つめる。
宮田「では、今日は学校はお休みしましょう。 学校には私からご連絡しておきます。朝食はどういたします?食欲はおありですか?」
綾『いらなーーーい』
綾は内心 "もうそんな目で見ないでよ〜"と思いつつ、赤くなった頬を隠すように布団を頭まで被った。
宮田はそんな綾の態度にちょっと安心したのか、
宮田「ふぅ〜…」っと
小さなため息をひとつ吐く
布団を被ったお嬢様に、
宮田「分かりました。では念のため私は、天堂会病院の司馬先生に連絡を取って参ります。」
それを聞いた綾は、慌てて布団から顔を出した。
綾『いいよー、寝てれば治るからぁ〜宮田だって一応医者でしょ?』
宮田「じゃあ、私が診察いたしましょうか?」
綾『………///。。。それは…やっぱり嫌。』
いくら何時も一緒でも裸を見られるのは嫌だ。
宮田「では司馬先生に診て頂きましょう。ここには薬もありませんし。」
綾『ヤダ〜〜。。寝てれば治るもん』
宮田「ダメです!!熱もあるし、喉も、呼吸も…。準備が出来たら、お迎えに来ます。それまで大人しくしていて下さい」
綾『……。。』
宮田「いいですね!!?」
綾『嫌っ!』
宮田「駄目です」
綾『病院は嫌っ!!嫌なの!!』
宮田「駄目です。お返事は?」
綾『・・・・。。』
宮田はやれやれと、ちょっとふて腐れた綾に
宮田「では後ほど。」
と言い残し
部屋を後にした。
