
先生…お願い。早く治して・・・
第50章 突然のキス……はファーストキス
『……私は…、病院嫌いで、医者嫌いで…。先生が診察に回って来る度に治療されるんじゃないか…痛い事されるかもってドキドキするし、治療とかする先生は今でも怖いって思っちゃう…。それでも先生に会いたいって思っちゃう。でも私なんかが先生を好きになっちゃいけないって…そう思ってた。』
「なんで?」
『私にとって石川先生は凄く大人で、凄くカッコ良くて、凄いお医者さんで…、先生の事を好きだと思ってる女性は沢山いて、それにみんな凄く素敵な綺麗な女優さんやモデルさんばかりで……。私は……ただ先生に迷惑かけてばかりの手のかかる患者で。治療とはいえ、自分でも恥ずかしい事言っちゃったり……減滅してるだろうなって…。』
「減滅?そんな事一度だって思った事なんてないよ。それに、そこらへんの女優やモデルよりもずっとずっとお前の方が魅力的だ。それに気がつけば俺はいつもお前の事ばかり考えてしまう。正直、こんなに女性に翻弄されたのは初めてだよ…」
『先生……。私………先生の事好きなってもいいの?』
先生はニコっと微笑みコクンっと頷くと
「いいに決まってるだろ!」
