
先生…お願い。早く治して・・・
第51章 ちょっとドSな石川先生の治療①
石川は治療器にスイッチを入れると、治療器を繋いだ大きな機械に数値が表示された。
68……
あの時、森下にやられていた時はもう少し下がっていたはずだが、ここに来るまでの間にも身体と精神的なストレスが重なり上昇傾向にある
「綾、じゃぁ〜始めるよ」
『ねぇ、先生本当にお願い…ちゃんと治療頑張るから、この治療器は嫌だよ。』
「悪いけど、そのお願いは聞けない…。」
『どうして〜ねぇ〜』
「司馬先生も俺も診察したけど、今は子宮内も腟壁も炎症を起こしていて、中の刺激は出来ないと判断した。でもクリトリスだけの刺激でこの数値を正常値まで持っていくのは無理だ。相当の時間と体力、そしてお前の精神が持たない。だからある程度、治療器で排出させる。医者としての判断だ…。」
『………。』
