
先生…お願い。早く治して・・・
第54章 石川先生は私が他の先生に診られても平気なの?
なんか言ってよ…先生……
先生はハァ〜っとため息をついた
そのため息を聞いて、後戻り出来ない言葉に後悔で涙が溢れた…
先生は私の頬に手を添えると
石川「バカだなぁ〜本当。俺だって出来る事なら俺以外の男にお前の裸を見せるのも、ましてや触らせる事は嫌だよ。」
綾『だったら…』
言いかけた私の言葉を先生は遮った…
石川「でも、俺はお前の担当医だ。お前の身体を治すのが俺の仕事だし、何より早く元気になって、病院になんて通わなくていい位に早く良くなって欲しいの」
綾『……。』
石川「先生、診察中も側にるから、診てもらおう?早く良くならないと先生とデートだって出来ないぞ。」
先生は軽くウインクをした
ちょっとキザだなって思える仕草も先生がやると本当、さまになる。そして単純な私は直ぐにそれにやられる…
