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先生…お願い。早く治して・・・

第55章 平気なわけがないだろ!でも俺は医者だから…



流石の宮田も、これはマズイと石川の後を追った…



“ 先生っ!石川先生!! ”





「なんだ?」

石川は振り向いた





“先生、お嬢様はただ怖いだけなんです。いつもは自分からは絶対愚痴らないお嬢様が、珍しく私に怖いと言ってきたんです。”




「知ってるよ…。どんなに嫌かなんて、見てれば分かる………特に今回はな…相当痛いはずだ。だから正直、逃げたいのも充分分かる。でもな…これから先、今回の様な事は山ほどある。その度逃げてたらダメなんだよ。治療して欲しかったら、自分で言いに来させろ。カンファレンスが終わったら後は診察室にいる…。」



そう言って歩き出した石川の背中に




“………。分かりました。”


宮田は一礼した。









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