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先生…お願い。早く治して・・・

第57章 退院の条件。



学校にも行きたい…


先生に会えないのは寂しいけど、退院もしたい…


けど、家で治療ってのもイヤ…



いくら考えても答えが出ない。


はぁ〜……





※※※※※※※※※※※







翌朝、何時ものように朝の回診が始まる…



「おはよう。調子はどお?」


相変わらず爽やかな笑顔で、私を見つめる先生…



『…うん。普通。』



「んぅ。普通ならまっ、いいか。で、昨日の話、考えてみた?」




『…うん…。でもどうしていいか考えても分からない』




「…そんな事だろうと思ったよ!」


先生はニコっと微笑んだ…




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