
先生…お願い。早く治して・・・
第59章 進美外科5人目の医師は…まさかの…
「おっと、危ないっ!」
驚きのあまり、足元がふらついた私の肩をその男性は咄嗟に支えた
『ごめんなさいっ…!』
私は顔を上げその男性を見た…
『せ、せんせぇ…』
まさかこんな所で…
会いたくなくて階段降りたのに…、全く私ってば…
思わず、また俯いてしまった
「ん??…走っちゃ危ないよ。転んでこんな可愛い顔傷ついたらどうすんの?」
…よく言うよ。凛ちゃんの事抱きしめてたくせに…
先生にとって私は、治療嫌いな迷惑な患者…適当な事ばかり言って私をその気にさせただけ…私は本当に先生の事、好きになっちゃったのに…
『その気にさせる様な事ばかり言わないでよ!』
思いっきり溜まっていた思いをぶつけた…
