
先生…お願い。早く治して・・・
第59章 進美外科5人目の医師は…まさかの…
夕飯を食べ終え、しばらくすると、いつものようにトントンっとドアをノックし石川先生がやってきた
宮田は先生に会釈すると部屋を出て行った
「こんばんは!どう?調子は?」
ニコッと微笑む石川先生に私は
『…あっ、はい。普通です』
っと、つい目線を外した
やっぱり普通を装うのは難しい…
「ところで、伸に会ったんだって?」
ビクッ?!!
『……えっ?あっ…ハイ。』
「んで? 誤解は解けた?」
先生はクスッと笑う
『…早く言ってくれれば…。』
「おいおい、俺に何も言わせないようにしてたのは何処の誰だぁ〜??お前だぞ!」
『…はぃ。。私です…。。ごめんなさい…』
「でも、そんなにヤキモチ妬かれてちょっと嬉しかったよ!」
