
先生…お願い。早く治して・・・
第59章 進美外科5人目の医師は…まさかの…
『ヤキモチっていうより、ショックの方が私は大きかったです…。やっぱり先生は治療させる為に私に…勘違いさせるような事、言ったんだって…そう思ったら…』
「綾…。俺は治療させる為にそんな事言う程、卑怯な男じゃないよ。俺は嘘が嫌いだから、安心しな。あの時言った事は全て本当だよ!」
『本当に本当?』
綾はベットに座ったまま、石川の顔を見上げた
「あぁ〜、本当だ。」
そう言うと、綾の頬に手を当て柔らかな髪を掻き上げおデコにそっとキスをした。
『…///』
「心配かけたお詫びっ」
先生はニコっと微笑んだ
