
先生…お願い。早く治して・・・
第61章 今日は先生とデートの日なのに…なんで今日なの…
先生は手際よく手袋をパチパチっと装着すると、
「いい?何も怖い事無いからね。」
『うん…。』
不安の色は隠せない…
「じゃぁ、ちょっと触るよ。」
そういうと、先生は綾の蜜部にヌルリと潤滑油を塗る
「綾、先生のいう通りにすれば痛く無いからね。」
先生は私の目を見て優しく話しかけてくれる
私はそんな先生の目を見つめたまま、コクンと頷いた
「いいかい、いつもの様に呼吸に合わせてゆっくり入れていくから、ゆっくり深く深呼吸しよう…」
先生の掛け声に合わせて、私はゆっくりと大きく深呼吸を繰り返した
そして先生はそれに合わせて、膣鏡をゆっくりゆっくりと入れていく
「大丈夫、痛くしないから力抜いて……そう上手だ。もう全部入ったからね。そのまま少しジッとしてて…」
恥ずかしいし、怖いのもあるけど、何度やっても緊張する。だって、この数値次第で治療するか決まるんだもん…
数値が出るまでのこの間が嫌だ……
