
先生…お願い。早く治して・・・
第66章 先生との初デートなのに…治療?(後編)
私は恥ずかしさと嬉しさで、ボーっと顔を赤らめたまま先生の顔を見つめ返した
「まだ足りない?」
クスッと先生は笑う…
『先生…私、先生の彼女になれる?』
「もちろんだ。でも俺みたいなおじさんでいいのか?お前と歳…倍も違うんだぞ!」
『おじさんだなんて、思った事もないよ。私…やっぱり先生以外考えられない…』
「まっ、俺もお前を他の男に譲るつもりはないけどな!だから医者としても男としても、お前をずっと守る。」
『嬉しい…』
綾は下から覆いかぶさる石川にぎゅっと抱きついた。
