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先生…お願い。早く治して・・・

第17章 お願い側にいて

親友の智子と、クラスメートの洋介は、スーツ姿の案内人の女性の後を付いていく。

女性はセキュリティカードを通すと、厳重そうな扉のロックが解除された。

“ ここからが、進堂様のいらっしゃる進美外科になります。”



洋介: “ うっ…うわぁ〜すっげぇ〜〜……”

智子: “シッ。。うるさいわよっ!!!洋介……。”

洋介: “だって、やべぇ〜ぜぇ〜。”

智子: “…た、確かに…。。”


高級ホテルのようなその病院は、見るもの全てが素敵で病院と言われなければ分からないほど、絢爛豪華だった。


智子: “ さ、流石だね、改めて綾の凄さが分かるね…”



二人はそんな話をしながら、綾のいる病室へと向かった。


案内人: “ こちらが進堂様のお部屋になります”


そういうと、扉をトントンとノックした。


中から、“はい”という返事と共にメイドの一人が顔を出した。


案内人: “御面会の方をお連れしました”

とメイドに一礼した。

メイドは、“どーぞ” と、中へと通してくれた。












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