テキストサイズ

先生…お願い。早く治して・・・

第17章 お願い側にいて

ソファーのあるリビングを抜けると、ヘッドアップされたベットに座る綾がいた。


綾は智子達の姿を見ると、とても嬉しそうに手を振った。

智子もそんな綾の姿を見つけると、満面の笑みで手を振り、
ベットの側に駆け寄った。


“ 綾〜〜!!!大丈夫??風邪だって聞いてたのに、今日学校行ったら、怪我して入院してるって、先生に言われて〜。心配で飛んできたよー”



“ 俺だって、心配したんだぜ!!”

と洋介は照れ臭そうに笑う。



『ありがとっ。ごめんね心配かけて。』
と微笑んだ。

“本当はみんなも来たいって言ってたんだけど、先生がみんなで押し掛けたらダメだ!っていうから代表で!!!でも、なぜか洋介も(笑)”


『本当だ!なんで洋介来たのよ〜』と綾もイジる。

“そりゃないよぉ〜。綾ちゃんまで〜”

と3人は笑った。



「 いらっしゃい。賑やかですね。」

と飲み物を買いに行っていた宮田が戻って来た。


宮田に気がついた智子は嬉しそうに

“あっ、宮田さんっ!こんにちは"

と満面の笑みでお辞儀をした。


「こんにちは。智子様。お見舞いありがとうございます」
と微笑んだ。

そして、宮田は洋介に顔を向けると

「え〜っと、、君は??」
と真顔で問いかけた。

急に振られた洋介は


“えっ?!あっ、え、えっと〜、い、いがらし 、洋介です。”


「で?お嬢様とは…?どのような?」


長身の、そしてちょっと冷酷をも感じさせる宮田の威圧感に洋介はタジタジだった。


“ ど、どのような?ですか?……ク、クラスメートですっ!ただの…”



「そうでしたか、ただの、クラスメートですか。」


と宮田は不敵な笑みを浮かべた。


『ぷっっ!!!!』

そんな2人に、智子と綾は爆笑していた。








ストーリーメニュー

TOPTOPへ