
先生…お願い。早く治して・・・
第74章 久々に石川先生と高梨先生とのダブル治療(前編)
綾『んっ…』
抑えられるのは嫌…
石川「よし、じゃぁ〜検査するからね。」
石川は手際よく綾の左胸にジェルを塗ると超音波で胸に溜まった物質の量をベット横にあるモニターで確認していく
腕を押さえられ目のやりどころに困るが、やはり今の自分の状態は気になる。
石川先生の表情からそれを読み取ろうと、時折気付かれない程度に先生の顔をチラチラと見るが、先生の表情は変わらない
結局先生の表情からは何も読み取れないまま、検査は終わり先生は胸に付いたジェルを綺麗に拭いてくれた。
けど、高梨先生はまだ頭の上で押さえた腕を離してくれない。
