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先生…お願い。早く治して・・・

第74章 久々に石川先生と高梨先生とのダブル治療(前編)



石川はツンと立った綾の小さな乳首を支える様に、軽くつまむ


敏感で…痛みのあるその部分を摘まれ小さくビクッと震える。
今は恥ずかしさよりも恐怖の方が勝っている…




でも石川先生の表情は、いつもと変わらない。
患者にとって必要な治療をするだけ…




恐怖を和らげる様に優しい表情で話しかける



石川「ごめん今度ちょっと痛いよ…小さい所に打つから動くと危ないからね…、直ぐ終わるから少し我慢するんだよ。いいね」



綾『やだやだやだ!!怖いーー!』



石川「ごめんね。やるよ」


ゆっくりと狙いを定めたかの様に、細い針が乳首の根本部分にゆっくりと突き刺さる




塗麻酔がある程度効いているはずなのに、針が中に入った途端に一気に痛みがやってきた



綾『…っ!!!痛いっ!!』

ビクンと身体が跳ねる



石川「ごめんな〜痛いね。」

ゆっくりと麻酔薬を打ち込んでいく




綾『やだやだやだぁ〜』





高梨「良い子だ、良い子だ、もう少し…」



綾『…う…うゔッ…ック…』


ゆっくりと少しずつ麻酔が入る度に我慢出来ない痛みが襲いかかる


予測していた高梨は綾の腕、そして肩までをガッチリと押さえつける


綾『うっッ…う"っっ…っ』


痛みで、声にならない声が出る




石川「痛いね…もう少し…」



冷静に麻酔の針を打ちながら石川は綾に声を掛ける



息を吐く間も無く、一旦抜かれた針は、今度は乳首の裏側へと向けられる




綾『やだぁ〜、せ、せんせ…もうやだぁ』




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