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監禁の日々

第4章 監禁

気がつくとベッドの上に寝ていた。
チャリ。チャリ。
足首には頑丈なくさりがかかっていた。
「ぇ?」
何が起きているのか 全然わからない。

くさりの音が聞こえたのか悠さんが部屋に入ってきた。
「やっと起きたんだ ずっと寝てるから 困ってたんだょ」
「これってふざけっていうか遊びですよね…?」

「はぁ?くさりまでされても意味わかってないの?さすが理人の彼女だ。」

「そんな……」

「帰らせて下さい!」

「そんな風に言ったら逃がしてくれるとでも思った?
まだわかってないみたいだけど、これからずっとお前が死ぬ寸前まで監禁するから」

言葉が出なかった。監禁?監禁ってドラマとかによくあるやつでしょ?ここから 出られない?ウソでしょ?

頭が真っ白になっていると悠は部屋を出て行った。

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