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サカっちゃうよね

第26章 陸橋の下、線路沿いで…

酔いと



気持ち良さと



ちょっとの罪悪感






電車が通り過ぎるまで、ディープキスをしていた










通り過ぎて、唇を離す






「里花ちゃん…大丈夫だったの?」



「うん、イイんだ。輝子は知らないみたいだけど…あの子うちらのメンバー手当たり次第っぽいよ。」



「え?そんな事無いよ」



「だって、瀧本さんの前は吉田にも声かけてたし。そうなんじゃないの?」



「え…そうなの?…でも、どれも本気だったんじゃないかなぁ……」



「まぁ、もしそうだったとしても、俺はタイプじゃないし。」



「…へぇ……」



「それに、特定の人作ったら、輝子悲しむでしょ?」



ニヤっとして言った。


きっと冗談だ。



「別に〜?私は困らないけど?」




「…そぉ?……」




よく分からない表情




よく分からない本心ー






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