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橙の傷

第5章 爆発

「まだ、だめ。」

とても妖艶に、壮絶に笑われる。

「ぁぁぁっんんっ!やぁっぁぁっ!」

何度も何度も繰り返される激しい律動にもう、頭がついてこない。

「ぁぁぁぁんっ!」

「…あっ!」

お兄ちゃんの微かな声と共にお兄ちゃんが引き抜かれる。

ビュッと何がが弾けて私の上に散らばった。

「はぁっ…はぁっ…」

ビクビクと体が小さな痙攣を繰り返す。

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