テキストサイズ

橙の傷

第7章 帰宅 ※side博人

カチッ。

自分の中で何かスイッチがはいる。

ギシッ。

ベッドに片足をのせると、橙乃の脇に手を置いた。

チュッ。

そのまま首筋に思いきり吸い付く。

「んっ…。」

橙乃が軽く声をもらし、自分の中でぞくぞくと何かが芽生える。

チュッ…と最後に軽くおとをたてながら唇を話すと、そこにはきれいな赤い花が咲いた。

自分の中が満たされる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ