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いつまでもここに居て

第8章 ※Love Eye Toward only me[52]



「翔くんだーいすき!照れ屋な所も、顔すぐ真っ赤にしちゃう所も、」
「う、うん…嬉しい…」
「でね!、俺がパスタ作ると嬉しそうな顔するところも!」
「うっ、うん!」
「朝新聞は中側から見始める事も、美味しいものは先に食べちゃう癖も、鍵をかける時は左手で書けちゃうところも…大好きなんだよ〜!!翔くん~!」
「ちょ、ちょ、ちょ、ちょ、!!!ちょっとタイム!!!」
「ん?」
「な、なんでそんなことまで知ってるの…?」
「ふふ。俺はずっと翔くんのこと見てたよ。口下手な所も知ってるからこそ、翔くんが好きって言ってなかったけど両思いなんだ。ってわかったんだよ。」
「そ、そうか…」
「でね、まだあるけど…今日は俺も翔くんもオフだし、セックスでもしながら翔くんの好きなところたっくさん言ってあげたいなって…」

こんなにでれでれだったっけか?
凄いふにゃふにゃした笑みでサラリと言いのける。

「い、いやぁ!助けて!!」
「今日は逃がさないから。」
「もう無理だよお…!!」

「お願い、翔…」

その懇願で俺の心がぐしゃぐしゃになった。

「もっ、もう!!突然呼び捨てしないでよ!!わかったよ!!バカ!!」
「あははっ…!!かわいい翔!ずっと今日も明日も俺だけを見てて!」

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