いつまでもここに居て
第11章 372回転のPower source[13]
目が覚めると俺はピンピンしていた。
手もしっかり動くし、なぜ倒れたのかわからないぐらい。
「あ、智くん…」
目を覚ますと智くんが俺の手を握ってくれていた。すごく嬉しい。
「ん…起きたの?」
「うん…迷惑かけてごめんね?翔ちゃんも起きたみたいだよ」
「おはよ。この後どうする?さっきより顔色良さそうだし…」
「心配してくれてありがとう、でもこんなにピンピンしてる!」
「うーん、お互い無理しちゃいけないだろうし、お家帰ろう。」
「うん、智くんのお家久しぶりだなあ~!」
「…うん、今日は忙しくなりそうだもんね。」