テキストサイズ

いつまでもここに居て

第2章 ※1回のキス、10回のハグ、100回の愛してる[51]


□二宮part□



「『女性を抱くときに必要だと思うことはなんだと思いますか?』って質問に、『俺は一回のキスとか、沢山のハグよりも、ハグよりも沢山「愛してる」って伝えてあげることこそが大事な事だと思いますね。』って!!はは…笑っちゃいけないけどさ、Jも見かけによらずカッコいいこと言うもんだね〜…ってリーダー?」
笑いながら文章を復唱していると、リーダーはすごい顔真っ赤にしてた。

「り、リーダー?」
「へっ!?何!?」
「顔赤くなってますけど」
「いや、これはちがくて!あ、ちょっとトイレ!!」

そう言ってドアから出て行った。
あ、そっち今入ってきたドアじゃないよ。スタジオだよ。

リーダーってたまーにこうなるんだよな~、誰か女でも居るんですかね?
ま、このプライベートに立ち入らないことも大事なもんなんですよ、我々の業界では。

「ね、潤。」
「あ!?」
「ドアに隠れてないでおいでよ…」
「あ、ごめん…」
「ねえ。」
「何?」
「隠しきれてると思ってんの?バレバレ。この雑誌さ、リーダーの事だよね?何?リーダー愛の囁き無いと夜は大変なんだ?」
「ばっ、バカニノ!!!」

からかう様に言うと、口を塞いでくるのかこっちに覆いかぶさってきた。

ふふふ。うちのリーダーをお一つよろしくお願いしますね。J。


END

ストーリーメニュー

TOPTOPへ