いつまでもここに居て
第5章 ひまわりの約束[21]
長くなりました。
千文字に纏めるって大変ですね。
けど、私も色々考えさせられた作品になったかなと思います。
いろんな伏線を散りばめたのですが、わかったでしょうか?
大人の小説と言うことでわかる方が多いと思いますが、どうでしょうか?と言うことでありがとうございました。
最後に翔が家族に書いた手紙の説明をして終わりにしたいとおもいます。
「今マデ有難ウ。
戦争ニ勝チマショウ。
日本ノ平和ヲ強クネガウ。
コノ生涯ヲ無駄ニシナイ為ニ。
サヨウナラ。イトシイ家族。」
戦争に勝ちましょう。
戦争後期にはこの言葉が沢山飛び交っていたようです。
では、前期ではどうだったのか?
この戦争は必ず勝てる。
…この言葉が沢山飛び交っていたようです。
最後まで諦めてない人も多かった中、戦争は終わると感じていた人も中にはいて、手紙にバレないように戦争に負けるから自分もいつ死ぬかわからない。と伝えるような手紙が多かったみたいです。
要するに遺書です。
こんな時代の中でも強く自分の思いを貫いていた人も居て、どんな時代でも人を愛する気持ちは変わらないもの。巡り巡って出会えたこの奇跡に感謝しながら。
この本編を終了させていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の作品もよろしくお願いいたします。
N。